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臨床工学技士の将来性

みなさんこんにちは。臨床工学技士JOBスタッフのオニギリです。

当サイトでは、臨床工学技士さんにまつわるお役立ち情報を「普通に」たくさん提供していますが、今回は趣向を変えてインタビュー形式で「臨床工学技士の将来性」について、頑張ってお伝えしたいと思います。

それではいってみましょう!

こんにちは。臨床工学技士JOBスタッフのオニギリです。
工学技士の将来性についてお話をお伺いしたいと思います。
早速ですが簡単な自己紹介からよろしくお願い致します。

こんにちはー!急性期指定病院で、臨床工学技士として現役で働いている28才の女子です!医療現場のアレコレ話や臨床工学技士の将来性についてオニギリさんの質問にお答えしながらお話していきたいと思います!どうぞよろしくお願いいたします!

急性期指定病院で働かれているということで、そこでの仕事内容を詳しくお聞きしてもよいでしょうか・・?

現在は、循環器疾患のある患者さんに対して「人工心肺業務」「カテーテル業務」をメインに行っています。

人工心肺を使用する手術がない時やカテーテル業務がない時には、人工透析業務や手術室業務、ME機器管理室という病院内のさまざまな医療機器を管理し貸し出し・返却を行う部屋で医療機器の点検やメンテナンスなどを行っています。

また、患者さんの容態が変化して急変した時や急患として患者さんが病院に運び込まれた場合に必要に応じて「補助循環装置」の操作を行っています。

オンコール制と言って病院からの呼び出しがあった際には自宅から病院に駆けつけてトラブルや治療にも対応しています。主に循環器メインの体育会系の業務を日々担当しています!

急性期指定病院ならではの緊張感が伝わってきますね・・!
それでは、そんな職場の雰囲気はどうですか?

私が現在勤めている職場の雰囲気はとてもよく、臨床工学技士同士とても仲が良いです。毎朝のカンファレンスでその日の業務件数の報告や医療機器の稼働台数の報告を行いますが、みんなで情報を共有して新人の工学技士が先輩に質問しやすい雰囲気づくりを心がけています!

休憩時間も和気あいあいとした雰囲気で交互に休憩に入れるようにサポートしたりしています。

医師や看護師、コメディカルとの距離も近く、治療中は緊張感のある現場で意見を出し合いながら治療を行いますが、いざ治療が終わると冗談を言い合ったり励ましあったりとお互いが切磋琢磨することができるチームです!

素敵な職場ですね~

よく「臨床工学技士は医療機器を相手にしているからコミュニケーションを取るのが苦手な人が多いんじゃないの~?」と聞かれることもありますが、そんなことはありませんよ。

私も転職サポートを通じて、色々な工学技士さんとお話するのですが、コミュニケーションを取るのが苦手そうな人が、特に多いとかは感じないですね・・体感値ですが世の中の「割合」と同じだと思います(笑)

私もそう思います(笑)

さて、そろそろ今回のテーマの質問を(笑)
臨床工学技士と働かれていて、将来について不安になったりしますか?

臨床工学技士の将来の不安を感じたことはないですね~、と言うのも臨床工学技士の業務はとても幅広く医療機器を扱うことを主軸としてさまざまな業務があります。

もし苦手な分野があっても自分が得意な業務を専門として従事することができますし、先輩技士のサポートや周りのサポートがしっかりしているので苦手分野を克服することも可能です。

また臨床工学技士は病院だけでなくクリニックや、医療機器の知識を活かして企業への働き口もあります。自分に合った職場を選ぶことができるのも一つの特徴ですね。クリニックであればオンコールや当直がないので女性の場合は結婚や出産・家事育児などで退職した後も、家庭との時間と両立しながら働くことができますし。男女問わず、一度医療現場を離れても、資格と臨床経験があれば再就職がしやすい医療業界ならではですね。

将来性という意味でも、医療機器の発展に伴い、臨床工学技士の業務は姿を変えながらも無くなる事は無いので、心配はまったくしていないですね。現に、現在の病院でも新しい機器への入れ替えなどはあったりしますので。

ただ、医療機器については、これから主流になるものや廃れるものもあると思いますので、新しいものに対して興味を持ち、実際に展示会などで見てみたり、といった柔軟な姿勢は必要だと思います。

現役工学技士さんからの力強いコメント・・説得力があります・・!

進化する医療機器に対して興味を持つことが大事ですね。
それでは最後に、これから目指そうとしている学生に一言お願いします。

臨床工学技士はチーム医療を担う大変な仕事ですが、医療機器を操作し医師の治療をサポートするためになくてはならない重要な仕事であると思っています。

もちろん、しんどい時・辛い時があるかもしれませんが、患者さんからの「ありがとう」の言葉で全部吹き飛んでしまうほどやりがいのある仕事です。ぜひ夢を叶えて、医療現場で患者さんにとって一番の治療を提供し、一緒に活躍していきましょう!

貴重なお話、ありがとうございました!

まとめ

いかがでしたか?今回は現役の臨床工学技士さんに「将来性」についてお伺いしました。ポイントはコチラ!

  • 業務の幅が広く、職場も病院・クリニック・企業から選択できて再就職もしやすい!
  • 「医療」と「機械」を通じた仕事は無くならない!
  • 新しい機器への興味を持とう!

臨床工学技士は医療の国家資格としては比較的新しい資格で、現在も臨床工学技士が扱える医療機器や業務が増えていることから、現時点では仕事がなくなったり、入職することが難しいといったことがなく、将来性については明るい見通しです。

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