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臨床工学技士の給料・年収

臨床工学技士のリアルな年収事情

臨床工学技士の就職先は大学病院や総合病院、透析クリニックが主だったところですが、年収がどれくらいなのかが気になるところですよね・・・?そこで、臨床工学技士さんを対象とした専門の転職サポートを行っている『臨床工学技士JOB』が、臨床工学技士のリアルな年収事情をご紹介します!

新卒者の初任給

まず気になるのが、新卒者の初任給がどのぐらいなのかではないでしょうか?

ハローワークのある求人2つをお借りして、最低賃金の一番低い県の沖縄県と最低賃金が一番高い県である東京都の、新卒者の病院求人で月給を比較してみましょう。今回は、時間外勤務は含まず住宅手当や通勤手当などの諸手当は含まないものとします。

沖縄の求人 東京の求人
基本給:166,300円
資格手当:10,000円


合計:176,300円
基本給:180,000円
資格手当:8,000円


合計:188,000円

沖縄県の求人の基本給は16万円半ばであるのに対して、東京都の求人の基本給は18万円となっており、若干ではありますが東京都の方が10%ほど基本給は高くなっています。

しかし、最低時給(東京 958円、沖縄 737円 ※平成29年10月前後の改定データ)では東京が30%ほど高い状況ですので、そこと比較すると臨床工学技士の給料の地域差はとても小さいと言えます。

最低時給の出典:厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧

経験年数を積むと年収はどのように変化するか

臨床工学技士JOBの転職サポート利用者のうち、フルタイム職員の年収状況を、年代別に集計してみました。国税庁が発表している国全体の年代別平均年収と比較すると、どのようなことが見えてくるでしょうか。

年代 当サイトの
年収データ
国全体の
平均年収
20代前半 約337万円 約252万円
20代後半 約374万円 約351万円
30代前半 約420万円 約397万円
30代後半 約475万円 約432万円

出典:民間給与実態統計調査(国税庁)

各世代で比較してみるとどの年代も平均年収よりも高いことが分かります。

臨床工学技士の年収ランキング

では次に臨床工学技士の勤務先の平均年収を「臨床工学技士JOB」の転職支援実績から高い順にランキングして比較してみましょう。『転職』ですので、病院・クリニックなどの医療機関から企業へのキャリアチェンジも含んでいます。

順位 勤務先 年収
第一位 医療機器メーカー 約420万円
第二位 SMO 約390万円
第三位 病院 約352万円
第四位 クリニック 約349万円

第一位:医療機器メーカー(年収約420万円)

医療機器メーカーは夜勤や当直がないため、家族やプライベートの時間を確保しやすいことが特徴です。一台当たりの医療機器が高額なことや、企業自体が大きな会社または海外の医療機器を扱う会社なので給料面やボーナスもしっかりとしています。

第二位:SMO(年収約390万円)

SMOとは治験施設支援機構の略で医療機関から委託を受けて治験業務を支援する機関です。臨床工学技士の経験者は、SMOの中でCRC(治験コーディ―ネーター)という職種への道が開けますが、年収は390万円と高いことが特徴です。臨床経験を活かすことができ、かつ夜勤などもありませんので仕事とプライベートのバランスを保ちながら働くことができます。

第三位:病院(年収約352万円)

色々な疾患や症例を経験することができ、ローテーターとして臨床工学技士の業務全般を一通りの経験を積みたいのであれば病院がオススメです。クリニックとの年収の差はほぼありませんので、休暇や有休の日数、福利厚生等を考慮して検討するといいでしょう。

第四位:クリニック(年収約349万円)

一般にクリニックでの業務は血液浄化業務のうちの血液透析や腹膜透析、アフェレーシス治療になります。女性の方であれば夜勤や当直がなく、パート勤務という選択肢もありますので家事や育児をしながら両立して働くことができます。

病院で働く他の職種と比較してみる

臨床工学技士の年代別・勤務先別の金額が大体わかったところで、今度は一緒に病院で働いているコメディカルの年収が気になりませんか?医師は立場ある仕事をしているだけあって、平均年収は1000万を越えています。

では、他のコメディカルとの年収の差はあるのでしょうか?病院内で働いている他の医療従事者の職種と年収を、厚生労働省が毎年発表している『賃金構造基本統計調査(企業規模1000人以上)』を使って比較してみましょう!
※ここでは39歳以下に絞って算出してみました。
※工学技士の給与データは公式なものが無いため、当サイトの年収データから算出。

順位 職種 年収
第一位 放射線技師 約488万円
第二位 看護師 約453万円
第三位 臨床検査技師 403万円
第四位 臨床工学技士 約400万円
第五位 理学・作業療法士 約393万円

出典:賃金構造基本統計調査(厚生労働省)

看護師・放射線技師と比べると少し見劣りしますが、臨床検査技師・理学療法士・作業療法士と同等の年収という結果でした

臨床工学技士資格は第1回目の試験が1988年と、比較的新しい資格であり、診療報酬改定や日々進化する医療機器によって臨床工学技士の働くフィールドがこれからますます広がってきていますので、年収も徐々に上がっていくものと見られます。

まとめ

今回は臨床工学技士の年収についてご紹介しました。臨床工学技士の仕事は魅力たっぷりで活躍するフィールドが多いことから興味を持ってもらいやすい職業の1つですが、やっぱり気になるのはお給料や年収のことですよね!ポイントはコチラ!

  • 新卒では地域によって給料の差はほとんどない
  • 企業(治験業界や医療機器メーカー)で働くと年収が高くなる
  • 医療業界の中での年収は高くもなく低くもなく、だがこれから上昇が期待できる

もし臨床工学技士として働いている方で、自分の給料はどうなんだろう?と気になっているようでしたら、臨床工学技士専門の転職アドバイザーが第三者の目でお答えします。お気軽にご相談ください。

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