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臨床工学技士になるには

臨床工学技士になるには

近年、テレビやドラマ、マンガなどで医療現場にスポットライトが当たることが多くなり、臨床工学技士も一般の方にも知られるようになりました。

ここでは臨床工学技士になるための方法はもちろんですが、向いている人の特徴、学校選び、入学後の学生生活はどのような感じなのか?などなど、これから臨床工学技士を目指そうと考えている方へのお役立ち情報を網羅してみました。

もくじ

臨床工学技士になるには

臨床工学技士になるには、まずは高校を卒業し臨床工学科がある大学や専門学校などの養成校に入学する必要があります。大学であれば4年、専門学校であれば3年間通って臨床工学技士を目指す上で必要な専門科目の勉強をします。

養成校で所定の単位を取得し、毎年3月に行われる臨床工学技士の国家試験に合格することで、臨床工学技士の免許を取得する事ができます。

また、既に看護師や臨床検査技師の資格を取得している場合は1年制の専攻科に通うことで受験資格を取得する選択肢もあります。

臨床工学技士に向いている人の特徴

臨床工学技士に向いている人はどんな人だと思いますか?

初めに解答を端的にお伝えすると、『医療機器に興味がある人』や『コミュニケーション能力が高い人』、『責任感が強い人』が向いています。それぞれについてもう少し詳しく説明します。

機械を扱う作業や細かい作業が好きな人

医療機器を扱うため、やはり機械に触れて操作することが好きな方が向いている仕事です。看護師さんや臨床検査技師など、コメディカルに医療機器の使用方法の説明も行うため、興味を持って医療機器に向き合える人が望ましいです。

コミュニケーションを取るのが上手な人

現在の医療現場は、医師や看護師、臨床工学技士、放射線技師、薬剤師などが連携を取りあい、それぞれの専門性を活かして一人の患者さんにより良い医療を提供する「チーム医療」です。

そのため、他の医療従事者と情報を共有しながら治療を進めるためには、円滑なコミュニケーションを取ることができる人が望ましいです。

責任感が強い人

臨床工学技士は医療機器のメンテナンスだけではなく、医療機器を操作して医師の治療をサポートします。また、緊急性の高い患者さんが運ばれてきた際には、すぐに状況を判断して医療機器を準備し、操作を開始しなければいけません。目の前の一人ひとりの患者さんに対して真摯に向き合い、治療に向けて全力で取り組む姿勢は当然必要です。

向いている人の特徴まとめ

臨床工学技士に向いている人は、「医療機器への興味」「コミュニケーション力」「責任感」の3つが備わっている人です。

しかし、目指す段階では全てを備えておく必要はありません。仕事がら、医療機器への興味は前提として必要ですが、コミュニケ―ション力や責任感は、仕事に携わる中で次第に身につくものです。医療機器への興味と、「医療業界で患者さんのために働きたい!」といった、医療業界への熱意があれば、まずは臨床工学技士の素養は備わっていると言えます。

大学か専門学校か・・養成校(学校)の選び方

臨床工学技士を目指すと決めた時に、まず悩んでしまうのが専門学校と大学どちらの養成校に通うかだと思います。どちらを選んでも、必要な単位を取ることで臨床工学技士の国家試験の受験資格を得ることができますが、一体どちらを選べばいいのでしょうか?

大学に進学する場合のメリット・デメリット

メリット

大学の魅力は4年制で、専門科目以外にも一般教養の科目も交えたカリキュラムが組まれます。卒業後には、大学院で修士号や博士課程への道もできるので、大学病院や企業での研究職に就きたい、考えている場合には有利になります。

また最新の医療機器を揃えている大学や、実際の手術室を再現した設備を備えている大学もあるため卒業までに実際の医療機器に触れる機会も多いのが特徴です。

デメリット

4年間大学に通うことになるため、「早く資格を取って現場で経験を積みたい!」と考えている人や、一般教養科目には興味が無い、という方には不向きです。また、専門学校に比べて学費も高くなるというデメリットがあります。

専門学校に進学する場合のメリット・デメリット

メリット

専門学校は3年制で大学に比べると1年早く社会に出ることができるため、早く現場に出て経験を積みたいと考えている人は専門学校を選ぶとよいでしょう。

また透析実習や人工呼吸器実習、人工心肺実習などを操作するより実践に近い授業が多くあり、大学に比べると授業数も少なくより専門性の高い授業が多くあります。早いうちからME検定や国家試験の問題に触れるなど学校としてのサポートも充実しています。

デメリット

病院やクリニックなどの医療機関ではなく、企業への就職も視野に入れている場合には、大学を卒業している方が有利ではあります。

また、自分で授業を選択する大学とは違い、高校のように1コマ目から午後の授業まで、すべてのカリキュラムが決まっている中で、授業に出席して単位を取る必要があるためハードだと感じる場合があります。

学校の選び方まとめ

大学か専門学校のどちらを選べばいいか迷った場合には、まずは大学と専門学校のカリキュラムを比べてどちらが自分に合っているのかを見極めましょう。

その上で早く医療現場で経験を積みたいのか、しっかりと学生のうちに知識を付けたいのかを考え自分に合った方を選びましょう。

臨床工学技士の学校(養成校)について

学びの現場のリアル

では、高校を卒業して大学や専門学校に進学するとどのような授業が待っているのでしょうか?

それを知るには、お住いの近隣の臨床工学技士の養成校がある場合はオープンキャンパスに参加するのが一番ですが、臨床工学技士の資格を取得したばかりの方にお話を伺いできましたので、授業や実習、統一模試、国家試験当日について、ざっくりとですがご紹介致します。

養成校ではどのような授業があるの?

臨床工学部に入ると一般科目の他に、生理学や薬理学、免疫学などの人体に関する基礎的な知識を付ける授業と、医用治療機器学や医療機器安全管理学などの臨床工学技士を目指す上で必要な医療機器や病院施設についての工学的な授業があります。

また、透析装置や人工呼吸器、人工心肺装置などの生体機能代行装置について機械の仕組みや使い方、安全装置などを学ぶ授業があり学年が上がるごとにより専門的な授業になって行きます。

実習ってどんな感じ?

臨床工学科は医療機器への理解を深めるために実習があります。実習とは座学で学んだことを活かして、実際に医療機器を操作や医療機器の外側を外して内部構造や仕組みを理解するために行います。

人工呼吸器や人工透析装置、人工心肺装置は仕組みを理解した上で一定の操作がきちんとできているかなどの実技テストも行います。また、病院やクリニックなどの臨床実習が2か月あり直に医療の現場を触れより知識と理解を深めていきます。

全国統一模試があるそうですね?

専門学校、大学の最終学年に臨床工学技士の国家試験を想定した「全国統一模試」が12月~1月の間に合計3回行われます。

この模試は実際の国家試験の過去問や出題傾向をもとに出題され卒業試験としても行われることが多く、全国順位や各分野の正解率も知ることができます。

実際の国家試験は3月に行われるため、この時点で国家試験の合格ラインを越えておく必要がある大事な試験でもあります。

本番の国家試験の日の雰囲気はどんな感じでしょう?

国家試験本番の日、クラスメイトとともに試験会場に行き担任の先生から受験票を受け取り会場に入りました。会場となる教室内は他学校の生徒さんも大勢いて、緊張感が漂いみんな過去問を広げていたのを思い出します。

試験は午前と午後に分かれ、午前は緊張のあまり時間ぎりぎりでしたが午後からは余裕を持って試験に臨むことができました!

臨床工学技士になる方法のまとめ

今回は臨床工学技士になる方法をご紹介しました。まずは養成校を知りたい、向いている人はどんな人なのか、授業の内容や、学校生活はどのような感じなのかが気になるところだと思い、ご紹介させて頂きました。今回のポイントは3つです!

  • 養成校(大学または専門学校)で臨床工学技士の受験資格を得る!そして国家試験に合格する!
  • 臨床工学技士には責任感とコミュニケーション能力が必要、そして何より機械が好きな人が向いている!
  • 養成校はカリキュラムを確認して、自分に合ったところを選びましょう!

臨床工学技士に向いている人は責任感が強いことも重要ですが志を高く持っていれば、どれも次第に身についてくるものです。養成校を決める際には大学と専門学校、どちらにも良さがありますので自分に合ったものを選択することが大切です。

国家資格を取得するまでに大変なことも多くあるかもしれませんが、同じ道を目指す仲間と一緒に勉強に励むことで、とても充実した学生生活を過ごすことができますので、臨床工学技師に興味がある方は是非チャレンジしてみてください。

臨床工学技士の学校(養成校)について

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