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臨床工学技士の面接対策

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もくじ

そもそも論、なんで面接をするの?

「そもそも、どうして面接を行うのか?」と、考えたことはありますでしょうか?まずはこれを知らないと、面接対策もできません。

結論を申し上げますと、応募者について「書類ではわからないこと」「十分に理解できないこと」を施設が確認するためです。

最も重視されるのは「お人柄」でしょう。院内のスタッフだけでなく患者様とのコミュニケーションも大事になります。また、仕事は組織で協力し合って行います。皆さんが働きやすい職場にするためには、技師長やスタッフがどのような意識を持って取り組んでいるのか、相性やご志向に相違が無いか確認する必要があります。

ミスマッチを無くすためにも、面接でお互いに確認していくことがとても大事になります。

面接の現場ってどんな感じ?雰囲気は?

面接は院内の会議室や来客用の部屋で行われます。面接前に応募書類の本紙を施設にお渡ししたうえで、事務長、技師長などと面接がスタートします。

流れとしては、まずは「面接官が応募者について知る」ことからはじまります。具体的には、面接官が応募書類を見ながらご経験を細かく確認されます。さらに、転職理由や施設の志望動機、希望する業務、現在の給与といった定番質問になります。

次に、「応募者が施設について知る」場になります。人員体制や業務の流れ、施設の特徴にくわえまして、勤務時間や休日などのご説明となります。

尚、見学はその前後に行われます。

最後が質疑応答です。面接の雰囲気は緊張感が張り詰めるよりも、穏やかな雰囲気で進むケースが多いです。

面接準備!身だしなみや言葉遣い、心構えなど

面接では、第一印象も重要だとおそらくイメージされると思います。実際にその通りなのですが、ご想像以上に選考に影響すると考えたほうが良いでしょう。

コミュニケーションで相手の印象に与える影響として、「話の内容(言語情報)が7%、口調(聴覚情報)が38%、表情(視覚情報)が55%」とも言われています。身だしなみを整えて、明るく笑顔でハキハキとお話しすると、ご自身が思う以上に相手からの印象は上がります。

男性はここに気を付けて!

「清潔感」は面接時の服装における最も重要なポイントです。「スーツを着て仕事をするわけでない」といったお考えは、完全な逆効果になります。黒や紺、グレー系などの濃い色のスーツがお勧めです。ワイシャツは白にして、ネクタイもシンプルな柄が良いでしょう。靴は黒色のビジネスシューズ、靴下は黒色かグレーのものを着用して下さい。白や柄の入った靴下はNGになります。

尚、男性は特に「ひげ」「髪形」には気を遣いましょう。当直明けでお疲れの時でも、必ず事前に手入れをしましょう。

女性はここに気を付けて!

服装は黒や紺、グレー系など濃い色のパンツスーツが基本になります。シャツの色は白がベストです。また、フリルやレースのあるカジュアルなものも避けてください。靴はシンプルなパンプスで、ローヒールなものが良いでしょう。

かばんはA4書類が入る大きさのビジネスバッグにしましょう。応募書類を持参するケースがほとんどですし、面接で資料を渡されることもあります。色は黒が基本です。逆に、ブランドのロゴが目立つものや派手なデザインのものは避けましょう。

面接の施設に到着したら、まずどうする?建物への到着から去るまでの流れを知る

面接における、ご訪問から面接を経て施設を退出するまでの流れをご説明します。また併せて注意点もお伝えします。選考は面接時だけではなく、ご訪問時点から始まっています。挨拶や言葉遣いといったマナーは特に注意しましょう。

面接施設への到着から部屋に通されるまで

施設に到着されましたら、総合受付にお伺いします。コートは施設の入り口前で脱ぎ、手に持って入るのがマナーです。

受付では、「本日XX時に○○事務長と面接のお約束を頂戴しております、□□と申します。」と、ご自身のお名前とご訪問先担当者名、面接に訪問した旨をお伝えします。

お約束時間の5~10分前に訪問するのが良いでしょう。早く着いたからといって、20~30分前などに訪問をするのは、失礼にあたります。

尚、遅刻が見込まれる場合は、例え1~2分の遅刻であっても必ず電話で事前連絡をしましょう。

受付で要件をお伝えしますと、面接を行う部屋(会議室)に案内をされます。採用の担当者や事務の方がお迎えに来た場合には、必ず「はじめまして、○○と申します」と挨拶をしましょう。

面接部屋への入室から退室まで

会議室に入る際には、自分でいきなりドアを開けたり、何も言わず入室してしまうのはNGです。先方がドアを空けて「どうぞ」と言われてから、「失礼します」と仰ってから入室します。

椅子に座る際も、何も言わずにいきなり座ってしまうのはマナーに反します。ここでも、「どうぞ」と言われてから「失礼いたします」と一言申し上げてから座ります。

面接前に応募書類について提出を求められますので、履歴書と職務経歴書、臨床工学技士免許証のコピーを「よろしくお願い致します」と一言添えてお渡ししましょう。

その後、面接官が入室されたらすぐに立ち上がります。面接官が挨拶をしますので、「○○と申します。本日はよろしくお願いします」と挨拶をしますと、ここでも「どうぞ」と言われてから着席します。

全員が着席されますと、面接がスタートします。

施設見学ののち、施設を出る

面接の後に見学となります。廊下ですれ違う職員や現場の技士さんにも「こんにちは」と挨拶をしましょう。

面接だけが選考では決してありません。見学時のご印象も選考材料となりますので十分に意識されて下さい。

また、見学では積極的に質問をすることが大事です。人員体制や業務の流れ、設備などについて疑問を残さないように努めましょう。

見学が終わりますと選考は終了になります。「本日は有難うございました」と御礼をお伝えして退室をします。

施設の出口では改めて御礼の挨拶をします。尚、コートやマフラーは必ず施設を出てから着るようにしましょう。

いざ面接!質問の流れや、良くある質問と模範回答

面接の流れとしましては、まずは履歴書に書いてある内容の確認から始まるケースが多く、具体的にはお住まいや、学歴、経歴、通勤時間などにです。

次に、経歴に沿って勤務先の入職年から仕事内容の詳細についてご質問があります。仕事内容は職務経歴書に書いてある内容を深堀されていきます。また、転職理由や志望動機なども含めて一般的な質問が続きます。

他にも思考やお人柄を確認して施設との相性を見る質問など、バラエティに富みます。最後に、質疑応答となります。

良くある一般的な質問

転職理由、退職理由、志望動機、経歴の説明、長所と短所、希望給与、入職時期、ここで言う「一般的な質問」とは、工学技士に限らず、面接で一般的な聞かれる質問です。具体的な質問内容と回答例をお伝えしていきます。

転職理由

まずは「転職理由」です。在職中の場合は「転職を考えている理由」になります。

回答のポイントとしては、現職の不平不満を感情的になってお話しされるのはNGです。転居などやむを得ない場合を除けば、転職は何かしらの不満があることは面接官も承知しています。例え理不尽な人間関係が転職理由であっても、面接官は実際にその現場がわかりません。

感情的になって「どれだけ今が辛いか」を懸命に長時間お話しされると、共感されにくくなる傾向もあります。転職理由は伝え方で聞き手の印象がだいぶ変わります。

答え方は一概に「これが正しい」と言えませんので、臨床工学技士JOBの無料転職サポートでは面接前に入念な摺り合わせを行っております。

退職理由

また、すでに退職をした方には「退職理由」にもう一つ質問が加わります。

「どうして次が決まる前に辞めたのか」ということも聞かれます。「忙しくて面接に行ける時間が無かった」「次が決まっても強い引止めで退職できるか不安が大きかった」など、それぞれの理由がおありだと思います。

退職理由はあまり深く聞いて欲しくない質問だと思いますので、簡潔丁寧にご回答できるように意識しましょう。

志望動機

次に「志望動機」です。応募されている時点で何かしらのご興味をお持ちのはずですので、それを具体的にお答えされるのが良いでしょう。

ポイントとしましては、施設と業務内容に対する関心をそれぞれ分けて回答できるように準備しておくのがコツです。

尚、転職理由と志望動機はつながりあることが大事です。「○○がしたい」「□□の環境で働きたい」と思っているものの今の職場ではどうしても実現できないが、応募先施設では「○○や□□がかなえられると思った」と一貫性があると、面接官が納得する可能性が高くなります。

経歴の説明

続いては「経歴の説明」です。ここで言う経歴とは、具体的な仕事内容も含まれます。

施設名や在籍年数だけではなく、部門の人数やご自身の業務内容、機器(メーカー)、件数、仕事をするうえで意識していること、などまで簡潔に回答するのがポイントです。

職務経歴書だけではわからないこと、具体的にはどんな環境でどのように働いているのかを面接官がイメージ出来るよう意識して説明されることをお勧めします。

概要をお話しされますと、細かな点についてはまた質問がありますので、丁寧にご回答すれば大丈夫です。

長所と短所

「長所と短所」も質問頻度としてはかなり高くなっています。

「いきなり聞かれて答えに詰まってしまった・・・」というお話もよくお聞きします。

技師長や先輩など一緒に働く方からの評価をお伝えできると理想です。ご自身で自覚していることよりも、客観的な評価の方が説得力は高いと面接官は感じるためです。

尚、欠点については例えば、「一つのことに取り組むと、徹底的にやろうとのめりこみすぎるところがあります。予定を詰め込みすぎない、一人で抱えすぎないように心がけています」と、弱みをどう克服しようとしているかも必ず付け加えましょう。

給与

「給与」についても質問があります。現職(前職)の給与は正確な額を答えられるようにしましょう。

施設によっては、昨年度の源泉徴収票や前月もしくは直近3か月分の給与明細コピーを面接時に持参するケースも増えてきています。必ず昨年度の源泉徴収額や給与は調べておきましょう。

尚、給与とは税込(額面)の金額のことです。手取りではありませんので覚えておきましょう。

入職時期

次に「入職時期」についての質問です。既に退職している方は、「内定を受領しましたらすぐ」とご回答くだされば問題ありません。

また、退職日が決まっている方は、「○月末で退職になりますのでそれ以降でしたらいつでも可能です」とのご回答になると思います。

さて、在職中で退職日が決まっていない方は院内規定にプラスして余裕を持たせるのが無難です。院内規定が1ヵ月でも、実際は退職交渉や引継ぎを考えると規定通りに行かな場合もあります。

一般的には、内定受領から3か月以内での入職が限度と覚えておくと良いでしょう。もちろん、早ければ早いほど歓迎されますが、在職中の場合は2~3か月が標準的な期間になります。

臨床工学技士ならではの良くある質問

面接では臨床工学士向けの質問もいくつか聞かれます。

臨床工学技士を目指したきっかけ

まずは、「臨床工学技士を目指したきっかけ」をお聞きする質問です。

医療に興味があるなかで、医療系職種の中では比較的新しい臨床工学技士をどうして目指したかを、事務長や看護部長が質問することがままあります。また、他職種に比べると異業界からキャリアチェンジされる方が多い傾向もあることも、この質問の背景です。

「もともと医療に進みたいと漠然と思っていましたが、高校2年生の時に進路を考えていた際、臨床工学技士を知りました。もともと機械に関わること好きだったこともあって、これだと思い目指しました」など、臨床工学技士を知った時期も含めて具体的にお話し下さい。

患者との接遇に関する事

次に、「患者様と接する上で、意識していることはありますか?」という、接遇に関する質問です。

維持透析を行うクリニックなどでは、患者様とのコミュニケーションも大事な仕事になります。週に3回ほどお会いしますので、いかに患者様が安心できるような関係を能動的に作れるか、作るように働きがけができるかも面接では問われます。「挨拶は必ず行い、どこか気になることないかとマメにお声掛けすることを意識しています」など、普段の取り組みをお話しされて下さい。

その他職場環境のことなど

他にも、「透析業務だけになるが大丈夫か?」「どうして循環器をやりたいのか?」といった業務内容に対する希望の確認もあります。

透析クリニックでの例をあげます。総合病院でローテーションを通じて幅広い業務を経験された方、が透析クリニックを応募した際には「また今後透析以外もやりたくなって辞めてしまわないか?」という心配から、ご志向について詳しい確認があります。

また、透析経験者の場合でも、「他にも幅広い業務をしたいと、病院へ転職をしてしまわないだろうか」との心配が誰に対してもあります。「希望する業務ができない」という転職理由を、面接官は応募者から聞き慣れています。面接官が安心されるように、丁寧にご回答するのが重要なポイントです。

面接終了直前の「何か質問はありますか?」対策

面接の最後には、「何か質問はありますか」と聞かれます。ここで、「特にありません」と答えますと評価や印象は大きく下がります。

質問の質と量は施設への関心度と直結します。そのため、質問が無いということは、真剣度合いや関心が弱いと判断されると覚えておきましょう。

その場で質問を考えても良いですが、事前に質問は最低でも3~5つは準備しておきましょう。施設や業務に関する質問を先にお聞きになるのが望ましいです。

ただ、残業や有休の取りやすさなど、「どうしても事前に聞いておきたい」ということも質問自体はされても支障はありません。具体的な給与は内定の際に提示がありますので、面接時にお聞きするのは控えましょう。

中には作文や小論文の課題がある場合も・・

最近は小論文や作文を実施することもあります。パターンとしては2通りです。

まずは面接日に応募書類と一緒に持参をするケースです。この場合は、事前にテーマが伝えられます。分量は原稿用紙2枚(800字)以内がほとんどです。手書きで原稿用紙に書いて提出します。

次に、面接の後に行う場合です。最初から、面接時に小論文や作文があると指定されてくることがほとんどですが、稀に事前アナウンスがなく実施されることもあります。その際はテーマがその場で説明されます。

ここで、小論文と作文の違いについて簡単にお話をします。

小論文は、「私は、~と考えます」とまずはご自身の意見を述べます。その上で、「なぜなら、~だからです」という理由をその後に展開していきます。ご自身の意見(結論)と、理由(根拠)がしっかりあるかが大事になります。

これに対して作文とは、「~だと思います」「~をして楽しかったです」など、ある出来事からご自身の心境や感想を述べた文章のことで、文章の流れや感性を見ます。

ただ、「小論文」と「作文」の違いはあまり意識されなくて大丈夫です。ご自身の考えや感じたことを明確にして、その理由を丁寧にまとめるように意識しましょう。

まとめ

  • 面接は事前準備をしないと運任せになります
  • ビジネスマナーは合否に直結します
  • 作文や小論文は心構えがポイントです

面接は事前準備がすべてです。予想していない質問に詰まることもありますし、緊張してうまく答えられないこともあります。それでも、面接準備をしていれば防げる可能性が広がりますし、何よりも気持ちに余裕が生まれます。

面接に通過しやすい方は、想定質問の回答やマナーをきちんと事前に準備、確認をしている特徴があります。作文や小論文は、傾向や書き方を理解しておくだけでも、落ち着いて取り組めます。「どのように準備していいかわからない」「自分の回答に自信が無い」など、不安をお持ちの際は、臨床工学技士JOBの無料転職サポートへお気軽にご相談ください。

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