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臨床工学技士の自己PRの書き方

もくじ

自己PRを作るのは難しい!?

「自己PRの書き方がわからない」臨床工学技士さんの転職サポートを行っている中で、非常によく頂戴するご相談です。「そもそも何を書いて良いのかわからない」「作ってみたがこれで良いのかわからない」というご相談がほとんどですが、いずれの場合でも、大事なポイントは1つです。それは応募先の施設は、自己PRを通じて応募者のお人柄を知りたいと思っていることです。

ご自身がどんな人かを、読み手が想像できるようなエピソードや想いを、纏めることを意識して書いてみましょう。

自己PRの書き方・考え方を知ろう

自己PRはご自身の人柄をアピールできる絶好の項目です。医療、臨床工学技士業務への強い思いや前向きな姿勢、志向など、経歴や業務経験だけの書面では書くことができないことを伝えられます。実際、書類選考では自己PRの内容で通過する確率は大きく変わってきます。それを踏まえまして、自己PRの書き方や考え方を説明いたします。ここでは大きな2つのポイントをお話しします。

普段業務に取り組んでいるうえで意識していることを書く

まず1つは、普段業務に取り組んでいるうえで意識していることを書きます。業務への意欲が高いことだけを伝えるよりも、「実際にこのように意識して業務を行っている」と、具体的な事例を挙げることで説得力が増し、読み手はリアルなイメージを持つことが出来ます。業務がより効率的になったり、患者様とコミュニケーションが円滑になる、といった目的のために、ご自身が工夫していることを含めると、より効果的です。

周囲から評価されたことをエピソードとして書く

2点目は、周囲から評価されたことを、エピソードとして書くことです。技師長でも患者様でも先輩でも構いません。他者からの評価は、実際にご自身が高い意識を持って取り組んでこられたことの裏付けとなります。また、独りよがりではなくちゃんと組織や患者様のためになっているからこそ評価されるのであり、「周りとコミュニケーションが取れている」「協調性がありそうだ」と、さらなる好印象を抱かれることにもなります。

「普段から業務を通じて意識していること」「周囲から評価されたエピソード」と、この2点だけでなくても、ご自身で是非アピールしたいことを書いても勿論構いません。いずれの場合でも、注意することとしては「具体的に書く」ことです。具体的とは、単に長い文章を書く、ということでは決してありません。ご自身のことを知らない人が、文章を読んで働く姿を想像できるように意識して書く、ということです。結果として文章が幾分長くなるのは仕方がありませんが、一つの内容について5~10行程度にしましょう。

それってPRになってるの!?自己PRのNG集

ここでは、自己PRに書いてしまいがちで、書類選考で評価が良くない文章の事例を挙げてみます。ご自身でもうっかり書いてしまっていないか是非チェックされてみてください。

NG例文1

接客のアルバイト経験があり、コミュニケーションを得意としております。この経験を生かした患者様との接遇にも自信があります。

【NG理由】

一見、経験に基づいて話をされており自然に見えます。しかし、接客のアルバイトが具体的に何であれ、医療現場で求められるコミュニケーションスキルは違うと判断されます。「コミュニケーション」と言う言葉を便利に使いすぎると逆効果になります。

また、臨床経験がありながらもアルバイトの経験をアピールすること自体、評価はされないでしょう。ご自身としては良い経験だったと振り返っていたとしても、臨床現場でのエピソードでないとアピール材料としてはとても弱くなります。

NG例文2

私は現在勤務している病院で、幅広く様々な経験を積むことが出来ました。色々と多く経験できたことを生かして、新しい環境でも貢献したいと思っています。

【NG理由】

よくある自己PRですが、残念ながらアピールにはつながっておりません。その理由は2つあります。

自己PRに限らず履歴書や職務経歴書では、「様々」「色々」といった抽象的な表現は避けるのが基本です。総合病院に勤務する臨床工学技士が「様々な経験」と言えば何となく想像がつきそうですが、実際は人によって「様々な」内容が違います。書き手と読み手の齟齬が無いように意識して、具体的に書くことが必要です。

次に、経験が新しい環境で具体的にどのように生かされるのかが、この文章ではわかりません。どのような場で経験が生かせると思うか、また生かすつもりなのかを詳しく書かないとアピールとしては乏しくなってしまいます。

NG例文1

私は常に冷静に判断して対応出来ることを強みとしています。現在勤務している病院でも、緊急患者の対応において落ち着いて行動、対処したことで周囲から信頼を得ました。

【NG理由】

自己PRで強みをアピールすることと、具体的なエピソードを取り上げることはとても有効です。しかし上記の例は内容があまりも抽象的なために、伝わりにくくなっています。例えば、「周囲のスタッフが慌てているなかでも、落ち着いて優先順位を付けながら迅速に行動したことで、医師がすぐに対応することが出来たと、看護師や医師から評価をされた」くらいまでは、最低でも書かないと読み手はその姿をイメージできません。分量との兼ね合いはありますが、具体的に書くことの大事さを改めてポイントとして抑えましょう。

自己PRの例文(サンプル)を紹介!

ここで自己PRの例文を3つご紹介します。「このように書かなければいけない」ということでは決してありませんが、「具体的に書く」「エピソードを交える」といった例として、ヒントや参考になると思います。

良い例文1

現在勤務している病院では、臨床現場で発生したトラブルや咄嗟の対応がわからなかったことのアンケートを実施しました。臨床工学技士だけでなく医師や看護師も対象に行いまして、その上で勉強会を開催してきました。その結果、普段なかなか関わらない方とコミュニケーションを取ることで信頼関係を作ることが出来ました。また、これまで共有できなかった不安や対策方法もまとめることが出来たと周囲からも評価を頂きました。

透析業務では、ミスが無いように事前に必ずチェックをすることを怠らないように取り組んでいます。また、患者様への苦痛や不安を少しでも軽減できるように、挨拶はもちろんリラックスして頂ける雰囲気作りを意識しておりました。患者様からも対応が丁寧だとお褒めの言葉も頂きました。

良い例文2

現職では臨床工学技士が3部門に分かれております。そのため、業務を円滑にするうえで、臨床工学技士間で部門間を跨いでの情報共有や連携が重要になってきます。情報伝達や連携をスムーズにするために積極的に各部門に足を運ぶことで、各スタッフと信頼関係を築いてきました。

また、医療機器や治療法は日々進化しています。勉強会やセミナーに積極的に参加するだけでなく、部門内や医師、看護師とも情報共有してよりよい治療に繋がるように努力してきました。看護師の方からもあなたがいると安心すると言っていただき、信頼関係が築くことができたと思います。

良い例文3

現職では技師長のもとに主任に選任されました。現場の取りまとめを任されるうえで、リーダーシップを発揮してメンバーが業務を取り組めるように、意識して行動してきました。具体的には、現場でスムーズに運用ができているかを特に注意して目を配ると共に、一人一人にも些細な挙動から考えを汲み取りながら、コミュニケーションを大事にしてまいりました。また、自身が周囲の手本となるようにどんな小さな業務やトラブルでも、逃げることなく真っ先に取り組んできました。特に皆が避けたがる業務は必ず自分が担当して手際よく行うことで、上司からも評価の言葉を頂くと同時に、周囲からも随時相談を受ける環境を作ることが出来ました。

まとめ

  • ご自身のお人柄をアピールするようにしましょう
  • 業務に取り組むうえで、意識していることを書きましょう
  • 周囲から評価された事例は必ず含めましょう

職務経歴書は経験とそれを通じて得たスキルを記載する書類ですが、自己PRではご自身のお人柄をアピールすることが出来ます。「医療や業務、患者様に対する想い」「上長から評価されたこと」など、ご経歴や経験だけでは語れないことを書ける項目ですので、是非有意義に利用しましょう。

自己PRをしっかりとまとめますと、書類選考でも面接でも評価は上がります。実際、応募要件に対してご経験が若干不足されている場合でも、自己PRによって通過する確度が上がってきます。

「どのようにまとめていいかわからない」「内容が施設に伝わるか自信がない」など、ご不安をお持ちの際は、臨床工学技士JOBの無料転職サポートへお気軽にご相談ください。

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