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2023年8月の転職市場の状況

7月の転職市場実績

前回の市場予測では、6月の新規求人数が鈍化したために7月以降は反動がくると予測していました。

実績としましては、ハローワークの求人数で比較しますと6月よりも約10％増の結果となりました。

7月は賞与の支給時がはじまる時期ですが、それを見越しての欠員募集などが少しずつ増えてきている傾向があるようです。

8月の転職市場予測

7～9月の3か月間で最も求人が少ない月が8月と前回もお伝えしました。
しかし、その差は大きなものではなく、且つ7月も他の月と比較して求人が目立って多い月でもありませんでした。
そのため、8月も7月と同等か若干上回る可能性も十分にあると予測しています。

しかし、8月は選考期間が少し予測しづらいケースがあります。
これはお盆の影響となり、山の日である11日からの3連休前後は、事務長や臨床工学技士の方も交代で夏季休暇を取得されます。
そのため、その期間は面接など選考実施ができないために、選考感が通常より若干長くなることもあります。

ただ、あくまで休暇の取得時期やタイミングによりますので、選考期間が必ず長くなる、と言い切れないことが実はポイントです。
「お盆があって8月は選考が進まないから応募はお盆明けから」と思っていると、気づけば充足した求人が多くなっていることも十分にあり得ます。
選考期間が予測しづらいだけであって、必ずしも応募受付や選考が完全に中断することではことを意識して応募などを行いましょう。
たったこれだけでも、他の転職希望者と差別化ができます。

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