2021年6月の転職市場の状況
緊急事態宣言、まん延防止等重点措置における転職活動への影響
5月は10都道府県で緊急事態宣言、9県でまん延防止等重点措置が発令される事となりました。
東京都など5月31日までを実施期間としたエリアも延長される予定となっており、6月も引き続き当措置が継続される事となりそうです。
5月同様に行動自粛の制限が求められる環境ではありますが、求人状況に大きな影響はこれまで見られません。
4月及び5月の新規求人数は例年ですと3月と比べると10~20%少なくなりますが、今年は4月が10%増えて5月も大きなマイナスはありませんでした。
第4波の影響による採用活動の影響は、数値を見る限りほぼありません。全体の求人数も平時の年と同程度となっています。
そのため、転職活動を無理に先送りされるよりもまずは活動を続けてみて、ご自身に合う求人を探してみてください。
病院を中心とした求人が増加傾向
臨床工学技士の求人は、4~5月と比較して6月から増加する傾向があります。特に、クリニックよりも病院の求人が顕著となります。
これは4月に新卒の方々が入職されて募集は落ち着くくものの、夏の賞与に合わせて退職される方の欠員募集がはじまることが大きな理由です。
実際、過去数年間におけるハローワークの掲載求人のデータを見てみましても、5月と比較すると6月は平均で病院は約130%、クリニックと合わせた全体でも124%となっています。
地域によって偏りはありませんので、「求人数が増えるときにあわせて活動をしたい」とお考えの方は本格的に動かれるのが良い月です。
そのため、こまめに求人情報をチェックすることをお勧めします。
病院のお勧め求人をピックアップしておりますので、少しでもご興味があればお問い合わせくださいませ。