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臨床工学技士の透析クリニックでの仕事内容

臨床工学技士
透析クリニックの仕事

透析クリニックで働く臨床工学技士の仕事とは

透析クリニックは慢性腎不全などの腎機能が低下した患者さんに対して、血液透析を行う専門のクリニックです。血液透析の他に、腹膜透析や在宅血液透析などの在宅医療に対応したクリニックもあります。

透析患者さんは月・水・金(あるいは火・木・土)の週3回4時間の透析を受けなければならず、日中の仕事は難しいと言われています。透析患者さんの中には40代などの比較的若い世代の患者さんもおり、社会復帰についてこれまで多くの課題となっていました。

透析クリニックの中にはこうした問題を解決するために夜間透析(準夜透析)に対応し、日中は仕事をしている患者さんが、仕事が終わった後に透析を行える環境を提供しているクリニックがあります。その為、一日の業務時間が病院と比べると長くなりがちです。その分、お休みも多くなるのが一般的です。

臨床工学技士の1日のスケジュールは病院と変わりはありませんが、透析クリニックの方が透析ベッドが多いのが一般的で、臨床工学技士一人につき複数名の患者さんを受け持ち担当していくことになります。

また在宅医療を行っているクリニックの場合には、腹膜透析や在宅での血液透析の際に、臨床工学技士が患者さんへの回路の組み立てやプライミングの指導などを行い、実際に自宅に訪問して問題なく在宅透析が行えるようにサポートしていきます。

透析クリニックで働く臨床工学技士の一般的な一日のスケジュールを紹介

基本的に始業時に臨床工学技士でカンファレンスを行い、その後各持ち場に移動し終業時刻まで勤務します。

7:00~9:00 出勤
人工透析の準備
9:00~12:00 午前の人工透析の開始
穿刺
患者様の様態確認
12:00~14:30 休憩(業務により変動あり)
午前の患者情報の処理
午後の人工透析の準備
14:30~18:00 午後の人工透析の開始
穿刺
患者様の様態確認
18:00~20:00 人工透析の回収
午後の患者情報の処理
20:00~21:00 人工透析装置のメンテナンス
21:00 退勤

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