大阪や兵庫は?臨床工学技士の転職・求人レポート|関西エリア版
エリア専任担当者が、転職市場を徹底解説!
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もくじ
関西エリアの転職成功事例
臨床工学技士Fさん(男性・20代前半)
病院で透析、機器管理業務担当
転職を考えた理由
学生時代の友人の話を聞くと、自分が大きく技術面で取り残されていると感じ…
Fさんは、新卒で病院に入職されましたが、先輩からの教育がほとんどなく知識や技術が身に就く見込みがない状況が続いていました。

Fさん
上司に相談をするも「質問の仕方を変えてみては」とアドバイスをもらうも効果がなく、現場が忙しく何度も相談することが難しい環境でした。
同期もいないなか、他の病院に入職した学生時代の友人の話を聞くと自分が大きく技術面で取り残されていると感じ、焦りも加わって転職を考えるようになりました。
転職の成功ポイント
入職1年目でスキルや生かせる経験が少ないことを、真摯に受け止めていたFさん
入職一年目でスキルや生かせる経験がないことを真摯に受け止めたうえで、業務内容へのこだわりをあえて控えられました。

コンサル
透析クリニックでも専門性が高めることができ、病院で幅広い業務に関わることもスキルアップができると、それぞれに良さがあるためです。
そのうえでご出身である兵庫県内優先なものの大阪府への転居も検討すること、また第二新卒もしくは既卒でも応募可能な求人であれば積極的に検討されるご意向でした。
募集中の施設に応募可否などを問い合わせたところ、透析クリニックで未経験でも教育ができるので増員したいといった施設がありました。
求める人物像としては、「長く勤務ができる」「院外での勉強会補助も負担するので成長意欲がある」といったお人柄重視での募集でした。

コンサル
ご本人紹介したところ、教育面にも力を入れていることや応募要件、募集背景に共感されてすぐにご応募されました。
人物重視のためにすぐに書類選考通過となりましたが、1年以内での転職活動となっていることについては面接で深堀されることが想定されます。
面接対策では、勤務先についての不平不満は一切言わずに感情的にならずに淡々と事実をお話しすることをアドバイスしました。
面接では転職理由よりも今後学びたいことや求める技師像について熱心にお話しされました。

コンサル
施設側はもともと現時点での技術スキルは不問でしたので、仕事への本気度や透析クリニックで長く勤務できるかについて確認をされたうえで、意欲を評価されてないとなりました。
面接を通じて技師長との相性も良いといった縁にも恵まれました。また、転居となりましたが寮がありましたので、経済的な負担も最小限で済むことができました。

コンサル
短期間、とくに技術スキルが身についていない中での転職活動は厳しいのが現実です。
施設側からも即戦力ではないことへの懸念やストレス耐性について勘ぐられることが多くあります。
そのなかでご自分の立ち位置をしっかりと理解したうえで、転居や多少業務が忙しい環境となっても「臨床工学技士としての業務ができる。スキルアップができる。」ことに絞り、軸が変わることなく意欲をしっかりとアピールできたことが成功のポイントでした。
関西エリアでの転職活動Q&A
関西エリアで転職活動する上で、何か気を付けた方がいいことってありますか?
A.ご希望に近い求人がありましたら、早めに応募することがポイントになります。
人口が多い大阪市、神戸市などであっても求人数自体が限られてきます。また、さらに勤務時間や仕事内容などがご希望に沿うものはさらに絞られます。その結果、求人によっては応募者が多くなることもあります。
中途採用では選考は応募者順に行われますので、ご応募が遅れて先に面接予定者が数名いらっしゃいますと選考が進まなくなってしまうことがあるためです。
そのため、早い段階からまずはコンサルタントにご希望をお伝えし、求人情報をチェックしながらご希望の優先順位を整理していくことをお薦めします。そのうえで、ご希望に近い求人が出てきたらすぐの応募ができる準備を進めることが大事となります。
関西エリアの人は、どんな理由で転職をする人が多いですか?何か特徴などはありますか?
A.病院で幅広い業務を経験されてこられて、今後は透析に絞りたいと透析クリニックを希望される方が多くなっています。
これは関西エリアに限った傾向ではありませんが、最も多い転職理由です。病院次にUターンやご家庭事情により転居に伴うご転職理由です。業務の幅を広げるために、透析クリニックから病院を希望する方もいらっしゃいます。ただ、この場合は応募できる求人数が少なく競争率も高くなっている傾向があります。
コロナ渦ですが転職活動をすることになりました。何か注意した方がいいことなどはありますか?
A.2021年の春から秋ころまでは、コロナの影響で施設の採用のストップや選考期間が長引くといったことが実際にありました。
しかしそれ以降は求人数、選考期間もコロナ前と同等になっています。そのため、「コロナの影響で求人が少ないのでは?」といった思い込みをされないことが最も大事なこととなります。
また、メーカー、一部の医療機関ではWEB面接を実施するケースが増えてきました。WEB面接はパソコン、スマホいずれでも支障ありませんが、ご自宅のWEB環境整備やZoomの使い方を知っておくこともお薦めします。
現在愛知県に住んでいます。大阪へUターン予定なのですが、先に引越してから転職活動した方がいいですか?
A.お引越し前の在籍中に転職活動を行うことをお薦めします。
ご希望に近い求人がどのタイミングで出会えるかはわかりませんので、先に転居に伴う離職をされますと転職活動が長引いてしまう懸念があるためです。
また、面接日は業務都合に合わせて施設と調整ができますのでやむを得ない場合を除けば、在籍中に転職活動を行う方が望ましいです。
関西エリア専任担当者のご紹介
関西エリア専任担当者
キャリアコンサルタント T.S.
東京都出身、神奈川県在住。一児の父。趣味は、娘に遊んでもらうこと。
民間企業のハイクラス向け人材紹介を8年経験。医療機器メーカーや製薬会社などを担当していた経緯もあり、医療に貢献したいと思い臨床工学技士JOB専任コンサルタントへ。
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